Gretsch G5235T Pro Jetの紹介

グレッチ・エレクトロマチック(Gretsch G5235T Pro Jet) を紹介します。

グレッチ(Gretsch)は、アメリカ合衆国の楽器メーカーで、チェット・アトキンスなどが有名である。

ちなみに、グレッチのスペルのtschがドイツ語なのでドイツのメーカーかと思いきや、ドイツ移民のFrederick Gretschさんが創始者という事で納得。

セミアコやセミホロウ(ギターの一部をくり抜き、空洞にしたもの)ボディで、オレンジ、シルバーなど、他のギターメーカーにはないカラフルでオシャレなのが特徴ですね。

低域が弱く、高域が少しトレブリーでクリーンが似合う「チャキチャキ」した感じで、一度聴いたら忘れないこれぞグレッチという独特なサウンド

値段が高く、アマチュアにはとても手が届かない。学生の頃に欲しくて買えなかった記憶があるが、本家グレッチは大人になった今でも買えないような値段である。

そんなグレッチの廉価版として1995年にエレクトロマチックの販売を開始。「エレマチ」と呼ばれているとか。(聞いたことはないけど)

私が持っているのは本家Pro Jetの廉価モデル、Gretsch G5235T(黒)である。本家のグレッチは30-40万円が相場だが、このモデルは85,000円と驚くほど安い。

Gretsch G5235T Pro Jet

元AKB48の前田敦子さんがリハ時に使用していたものと同型なことでも有名。私は後で知ったので関係なかったが。

楽器屋でこの値段を見た時は正直目を疑ったほどだ。学生の頃に買えなかった憧れのグレッチがこの値段で手に入るのか!と心が躍ってしまい、つい買ってしまった。きっとグレッチの思惑通りの客だったに違いない。

エレマチは中国製のようだ。以前は日本や韓国で作られていたようだがヘッド裏にMade in Chinaと誇らしげに書かれている。それだけで、この値段の差になるのであろうか。それほど差があるのか・・。

Pro Jet™は、チェンバード・マホガニー・ボディのシングル・カッタウェイ・モデルです。
サイド&バックはすべてウォールナット・ステインカラーで、ビグスビー・ライセンスド・B50ヴィブラート・テイルピースを搭載しています。

神田商会:https://www.kandashokai.co.jp/flos/gretsch/discontinued/g5235t.html

デザインやサウンドはグレッチ本家をしっかり踏襲している気がする。ボディや塗装の質感もすごくよく、本家グレッチとの大きな違いを感じない。ショートスケールだからか、弾いた感じもしっくりくる。チューニングやピッチもしっかりしている。

残念なのはピックアップやボリュームなどの電子回路周りである。ギター本体の生音はセミホロウだからなのかしっかりと鳴り響くのだが、アンプからの音がか細い。ボリュームポットもぐらぐらしていて安っぽい。おそらく、そこを本家と差をつけたものだと思われる。

サウンドの参考動画

ピックアップとボリューム周りを替えれば本物のグレッチに近づくかもしれない。そうなると、本家との違いはヘッドに「エレマチ」のロゴがついているかついていないかだ。それを知る人はごくわずかしかいないだろう。あとは、Made in Chinaを消そうか残そうか・・・

続く

製品仕様

Specifications
SCALE LENGTH 24.6″ (625mm)
TOP Arched Laminated Maple
BACK AND SIDES Mahogany
NECK Mahogany
PICKUPS 2 Gretsch® Mini Humbucking Pickup
Pickup Switching 3-Position Toggle: Position 1. Bridge Pickup,Position 2. Bridge and Neck Pickups,Position 3. Neck Pickup
CONTROLS Master Volume,Master Tone
WIDTH AT NUT 1-11/16″ (43mm)
FRETBOARD Rosewood
BRIDGE Adjusto-Matic™ Bridge
TAILPIECE Bigsby® Licensed B50 Vibrato Tailpiece
HARDWARE Chrome-Plated
FINISH Gloss Urethane
NO. OF FRETS 22 Frets
MACHINE HEADS Vintage Style Tuning Machines
COLOR Black



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